こんにちは、オックスフォードに留学中のはるです!
留学準備にどの程度の費用が必要になるのか、気になりますよね。
留学後にお金がかかる上に、事前準備にも予想以上にお金がかかるとなると金銭的、精神的な負担はかなりのものです。
事前に発生する費用を把握することによって、予期しない出費を防ぎ、安心して留学準備を進めることができます。
この記事では、留学準備で何にどの程度の費用がかかったのか、実際の項目と金額をご紹介したいと思います。
この記事は次の人におすすめ!
・留学までの期間、何にどの程度の費用がかかるのか知りたい人
費用まとめ
早速ですが、私の場合は留学までの期間で支払った合計金額は「819,397円」でした!
内訳としては以下のようになります。
カテゴリ | 詳細 | 費用(円) |
---|---|---|
ビザ | 申請費用 | 104,978 |
オプション料金 | 2,060 | |
英語試験費用 | IELTS | 101,520 |
IELTS対策の書籍や添削サービスの利用 | 27,800 | |
Kaplan Test of English (KTE) | 36,860 | |
KTE再採点依頼料 | 3,140 | |
書類準備 | 成績証明書・卒業証明書の取得 | 4,300 |
提出書類のネイティブチェック | 14,092 | |
出願手数料 | 大学の出願にかかる手数料 | 5,547 |
引越し費用 | 日本からイギリスまでの航空券 | 114,040 |
保険料 | IHS費用 | 249,375 |
生活用品 | 必要な衣類・生活用品の購入 | 50,000 |
英語準備 | アカデミック英語のコースの受講 | 68,725 |
英会話教室 | 36,960 | |
合計金額 | 819,397 |
それでは1つずつ解説していきたいと思います!
ビザ
申請費用:104,978円
イギリスの学生ビザの申請費用は、私が申請した当時(2024年7月)で£490でした。
当時かなりの円安だったため、かなり高額な値段になっています。
イギリスの学生ビザの費用は上昇傾向にあるため、最新の情報はこちらのサイトから確認してください。
オプション料金:2,060円
私の場合はビザの申請時に以下のオプションも追加しているため、追加料金が発生しています。
- ビザ審査後にパスポートを自宅に郵送してもらう
- 審査状況をSMSで通知してもらう
ビザ申請については以下のブログにまとめています。気になる方はぜひ見てみてください。
英語試験費用
IELTS:101,520円
大学院入学のための英語試験ですが、私の場合「IELTS」と「Kaplan Test of English (KTE)」の2つを受けました。
IELTSでは4回受けることになり、25,380円(1回の受験料)×4回=「104,978円」を支払うことになりました。
予想以上に受験回数が増えてしまい、かなり痛い出費だったと感じています。
IELTS対策の書籍や添削サービスの利用:27,800円
IELTS対策として過去問や単語帳を購入し、おおよそ「10,000円」程度かかりました。
また、Writingの対策として、IDIYという英語の添削サービスを利用し、その費用で「17,800円」を支払いました。
Kaplan Test of English (KTE):36,860円
私の志望していた大学ではKaplan Test of English (KTE)のスコアも受け入れていたため、IELTSと並行してKTEでも受けてみました。
KTEは2回受験し、£88.5(1回の受験料)×2回=「36,860円」かかりました。
※大学経由での申し込みのため割引された金額となっています。
KTE再採点依頼料:3,140円
また、KTEではWritingの再採点を依頼したため、追加で£15が必要になりました。
書類の準備
成績証明書・卒業証明書の取得:4,300円
出願書類の準備として、大学から「成績証明書」と「卒業証明書」を取り寄せることになりました。
事前に必要な部数と、日英のどちらを取り寄せるのかわからないまま進めたため、何度も大学から取り寄せることになり、予想以上に費用がかかってしまいました。
提出書類のネイティブチェック:14,092円
出願時に必要になる「Personal statement」と「推薦状」については、出願前にWordviceという翻訳サービスの会社でネイティブチェックを依頼しました。
安くはない金額ですが、非常に高品質なフィードバックを貰えたため、依頼した価値はあると感じています。
気になる方はこちらから見てみてください。
出願手数料
大学の出願にかる手数料:5,547円
私が願書を提出したアイルランドの大学では、出願手数料として「5,547円」を支払う必要がありました。
アイルランドの他の大学やエージェント経由で出願した大学については、手数料はかかりませんでした。
出願手数料については、エージェントを利用している場合はエージェントに確認するか、大学のHPで確認するといいと思います。
引越し費用
日本からイギリスまでの航空券:114,040円
途中でドイツに滞在しているため、通常の片道航空券よりは高いように思います。
郵送で衣服や食材などを寮に送る場合は、追加で郵送費がかかるので注意しましょう。
保険料
IHS費用:249,375円
学生ビザの申請時、滞在予定期間に合わせてIHS(Immigration Health Surcharge)を支払う必要があります。
IHSの費用はビザの種類や年齢に応じて変わりますが、私の場合は年間£1,035の支払いが必要だったため「249,375円」かかりました。
IHSの費用も年々上昇傾向にあるため、最新の情報はこちらのサイトから確認してください。
私の場合はその他の保険に加入していませんが、追加で加入する場合はその費用もプラスでかかります。
生活用品
必要な衣類・生活用品の購入:50,000円
この項目は人により金額が大きく変わるかと思います。
私の場合、化粧品やコンタクトなどあまり現地のものは使いたくない/現地で買うのが難しそうなものは、まとめて購入し現地に持っていきました。
英語準備
こちらはIELTSの試験とは別で、入学を決めてからコースが始まるまでの英語の勉強にかかった費用になります。
この項目も現地でプレセッショナルを受けるのか/日本で準備するかにより費用は大きく変わるかと思います。
アカデミック英語のコースの受講:68,725円
大学でアカデミック英語を学べるクラスが開講されていたため、そちらを受講しました。
正しいメールの書き方や大学院進学後のレポートの書き方などが学べるコースで、授業料は安くはなく、かつ遠方だったため交通費も高かったですが、学べることが多く受講してよかったと感じています。
英会話教室:36,960円
留学までの間、スピーキングを学ぶために英会話教室に通っていました。
オンラインでの英会話は経験があったものの、対面での英会話の経験が少なく、リスニングの理解や回答のスピードを鍛えるために英会話教室に通いました。
やはりオンラインと対面は違うと感じましたし、何より事前準備は一人で過ごすことが多かったので、英会話教室に通うのは息抜きになりました。
費用を抑えるためのコツ
合計すると、留学までの事前準備で「819,397円」もの金額がかかりましたが、無駄な費用はそこまで発生していない印象です。
ここからは、これまでの支出を振り返ってみて、どの項目で費用を抑えるべきか、振り返りとコツをお伝えしたいと思います。
ビザ申請を自分で行う
イギリスではビザの申請が難しいというのは有名な話で、エージェントに頼むべきか悩んでいる人もいるかもしれません。
ですが、ビザ申請に関する情報は、ネットに転がっていますし、スケジュールさえ気にしていれば特段プロセスも難しくないと思います。
エージェントなどに依頼した場合、費用は数万かかってきますが、自分でやる分には無料です。
ビザ申請の流れについてまとめた記事はこちらです。気になる方は見てみてください。
英語試験の回数をできるだけ減らす
私の一番の反省点は、IELTSを4回、KTEを2回も受けてしまったことです。
もちろん、目標スコアまでかなり差がある場合は、複数回受ける必要も出てくるかと思います。
当時私はIELTSの為に英語の勉強をするのが嫌で(IELTSはあくまで大学院の英語要件を満たすための試験なため)、英語の勉強をして、その結果IELTSが目標のスコアに到達すればいいと考えていました。
ですが、IELTS専用の勉強は、高スコアを取るには必須です。
受験回数を少なくするためには、できるだけ早くスコアを上げるのが一番だと思います。
IELTSの勉強方法についても後日まとめますので、もう少しお待ちください。
まとめ
この記事ではイギリス大学院留学において、事前に必要になる費用を見てきました。
事前に費用を把握することによって、現地での費用だけでなく事前準備にかかる費用も含めて、留学に必要な予算を考えることができます。
留学後に「思ったよりもお金が足りないかも」とならないように、しっかりと支出の計画を立てていくようにしましょう!
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