こんにちは、オックスフォードに留学中のはるです!
大学院に出願する際に必ず必要になるのが、「Personal Statement」です。
私はGPAがあまり高くありませんでしたが、出願したイギリスとアイルランドの大学院の両方から、合格通知を頂くことができました。
Personal Statementが比較的よく書けていたことも合格の一因だと考えています。
この記事では、Personal Statementの作成方法やポイントを詳しく解説したいと思います。
この記事は次の人におすすめ!
・Personal Statementの書き方がわからない人
・書いたものの内容にしっくり来ていない人
Personal Statementの書き方
まず、「Personal Statement」に重要なことは「独自性」であると私は考えています。
出願者がどのような経験・スキルを持っていて、なぜ大学院を志望しているのか、を大学側が確認するための書類として「Personal Statement」があります。
ですので、極力自分の言葉で熱意や考えを説明して、自分が納得できるものを作り上げてください。
それでは、Personal Statementの構成と内容について、解説していきたいと思います。
Personal Statementは主に5つのパートで構成します。
- 導入
- 学業・職務経験
- 動機
- 大学院・コースの志望理由
- 結論
※この記事は私の経験をもとに作成しています。大学やコースにより記載すべき内容が変わることがあると思いますので、ご了承ください。
導入
導入パートでは、「将来の目標」を記載します。
「将来の目標」というと、少し難しく感じてしまいますが、「自分が大学院を卒業した後にどうなりたいか」という現実的な内容が書ければよいです。
例えば、修士の後にPh.D.への進学を想定している場合は、それを導入パートに含めることになりますし、
私の場合は、ビジネス系のコースを希望していたこともあり、将来的に志望する業種・職種など、仕事に関わる内容を具体的に記載するようにしました。
学業・職務経験
次に、選択したコースに関連する学業や職務経験について詳しく書きます。
学業・職務経験のパートで書く内容は以下の通りです。
- 学業を記載する場合
- 専攻内容
- 論文、特筆すべき成果
- インターンシップ、ボランティアなどの実務経験
- 職務経験を記載する場合
- 業務内容
- 仕事で得たスキルや経験
- 上記のスキルや経験を大学院でどのように活かせるか
学業、職務経験ともに選択したコースに関連するものであれば、両方とも記載した方がいいでしょう。
私の場合はビジネス系の修士だったこともあり、職務経験しか記載しませんでしたが、問題なく合格通知を頂くことができました。
動機
このパートでは、「大学院を志望する動機」を詳しく説明します。
このパートは、大学からそのまま大学院へ進学したいのか、一度社会人を経た後に大学院へ進学したいのかによって、内容は大きく変わります。
大学から大学院へそのまま進学する場合は、学部で学んだ内容をより専門性を高めたいという理由が多いと思いますし、
一度社会で働いた後に大学院に入り直したい場合、理由は様々と思いますが、何かしらのきっかけや理由があると思います。
いずれにしても、動機になった具体的な出来事、きっかけがあれば記載することで、説得力が増し、大学院進学の熱意は伝わりやすくなります。
大学院・コースの志望理由
大学院・コースを選択した理由を詳しく説明します。
この部分は基本的に大学院によって変えるべきです。
事前に大学のサイトでカリキュラムを詳しく確認した上で、この大学で学べる知識や経験が大切である理由を説明します。
前述で記載した「将来の目標」や「動機」から、志望する大学院・コースに入学したい理由が説明できると、志望理由がより論理的に伝わると思います。
私の場合は授業で得たいスキルや興味がある授業などを記載しました!
また、大学によっては、地域の伝統や文化についても興味があることを示しました。
結論
結論パートでは、これまでの内容のサマリを書きます。
- 志望する大学院・コースで学びたい旨を熱意を交えて伝える
- 志望する大学院・コースで学ぶことで前述した「将来の目標」が達成できることを説明する
など、大学院・コースを志望する理由や熱意を、改めてこのパートで伝えるとよいでしょう。
注意点
書き終わった後は必ずネイティブチェックを入れ、誤字や脱字、文法のミスがないか確認するようにしましょう。
私の場合は、WORDVICEという翻訳・校正サービスを提供している会社に、ネイティブチェックを依頼しました。
出願書類というミスの許されないもの、かつフォーマルな英語になるよう添削してもらいたいと考えたため、プロに頼むべきと判断しました。
その中でもWORDVICEは、エッセイや履歴書などの出願書類をサポートしているため、依頼する安心感がありました。
その後、ダブルチェックとして、留学エージェントが提供している添削・校正サービスを利用しました。
WORDVICEの添削・校正はかなり細かくフィードバックが入っており、留学エージェントの添削・校正ではほぼ指摘が入りませんでした。
WORDVICEのフィードバックの一部を抜粋したものが以下となります。
上記の通り、かなり細かな指摘が入っています。
私の場合は絶対にミスのない状態で提出したかったので、2人の校正者の方にレビューしてもらうよう指定しました。(変更箇所が赤と青のものはそれぞれ別の方です)
フィードバックは的確だと感じましたし、フォーマルな英文を書いた経験があまりなかった自分にとっては、依頼することで安心感を感じられました。
出願する方にはぜひおすすめのサービスです。気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
この記事では、大学院出願の際に必ず必要になる「Personal Statement」の書き方を説明してきました。
「Personal Statement」は志望する大学院に自分の熱意や思いを伝える、合否に大きな影響を与える書類です。
この記事を踏まえて、自分で納得のいく「Personal Statement」を書けるよう祈っています。
みんなで合格を勝ち取りましょう!
コメント