こんにちは、オックスフォードに留学中のはるです!
大学院留学を検討している中で、「留学エージェントを利用した方がいいのか?」と気になる人も多いと思います。
この記事では、実際にSI-UKのサービスを利用した筆者が、留学エージェントの魅力と、イギリス留学のサポートで有名な「beo」と「SI-UK」の違いを説明します!
この記事は次の人におすすめ!
・大学院留学で留学エージェントを利用するか悩んでいる人
・「beo」「SI-UK」の違いを知りたい人
結論
結論からいうと、大学院留学において留学エージェントは利用した方がいいと思います。
理由としては、以下のようなメリットがあるからです。
その中でも、「beo」「SI-UK」がおすすめな人は以下です。
留学エージェントとは
大学院留学における留学エージェントでは、出願校の相談や、出願で必要になる「Personal statement」「推薦状」「CV(職務経験がある場合)」の書類作成のサポートなどをしてもらうことができます。
また、大学院の準備講座やIELTSの講座などを提供していることもあります。
プランによりサポートする範囲が変わるため、事前にプランの内容はよく調べておきましょう。
beo・SI-UKの比較
beo・SI-UKのサービスを比較すると、以下のようになります。
beo | SI-UK | |
---|---|---|
サポート対象 の留学先 | イギリス オーストラリア アメリカ カナダ | イギリス オーストラリア アメリカ カナダ アイルランド ニュージーランド |
サポート | 登録制サポート スタンダード プレミアム オックスブリッジ アート&デザイン 通信Distance Learningスタンダード 通信Distance Learningベーシック | ベーシック出願サービス スタンダート出願サービス オックスブリッジ出願サービス PhD出願サービス アート&デザイン出願サービス MBA出願サービス |
留学前レッスン | 大学・大学院留学準備コース (コースを一定の成績で終了すると、加盟校への進学が保証) IELTS対策講座 留学のための渡航前準備講座 オーダーメイドメニュー | EAPコース IELTS対策集中講座 IELTS対策コース プライベートレッスン |
※国により対象外になるサービスがあります。
また、beoでは希望のサポートに合わせたオーダーメイドのプランも提供しています。
それでは、詳しく説明していきましょう。
サポート対象の留学先
beo・SI-UKは、「イギリス」「オーストラリア」「アメリカ」「カナダ」といった主要な英語圏の国への留学をサポートしています。
SI-UKではさらに、「アイルランド」「ニュージーランド」についても対象となっています。
アイルランドやニュージーランドにある大学・大学院も含めて出願を検討している場合は、SI-UKを候補として考えるのがよさそうです。
私の場合、イギリスとアイルランドの大学院を両方検討していたため、SI-UKに申し込みしました!
サポート
beo・SI-UKともに、以下のサポートが提供されています。
- 基本的な出願サポート
- オックスフォード・ケンブリッジを始めとしたイギリストップ大学への出願サポート
- 通常の出願サポートに加えポートフォリオの添削などが含まれるアート・デザイン専門のサポート
また、beoでは、「通信Distance Learning スタンダード/ベーシック」のような、通信コース専門のサポートが提供されているのが特徴です。
一方、SI-UKでは、「PhD出願サービス」という博士課程専門の出願サポートや、「MBA出願サービス」というMBAの出願に特化したサポートが提供されています。
また、出願サポートの料金に関しては、全体的にはbeoの方が高い傾向にあります。
基本的な出願サービスに限定して料金をまとめると、以下のようになります。
beo | 登録制サポート:20,000円 スタンダード:360,000円 プレミアム:440,000円 |
SI-UK(イギリスの場合) | ベーシック出願サービス:10,000円 スタンダート出願サービス:99,000円 |
※SI-UKでは国により出願サービスの料金が異なります。詳しくはHPをご確認ください。
なお、beoの「登録制サポート」、SI-UKの「ベーシック出願サービス」の料金については、進学決定後に返金されるので、実質無料になります。
留学前レッスン
beo・SI-UKのいずれも、「IELTSの対策」や「大学・大学院進学前の講座」などのレッスンを提供しています。
その中でも、最も特徴的なのは、beoで開講されている「大学・大学院留学準備コース (英国大学連盟/NCUK)」です。
このコースは、NCUK(The Northern Consortium UK=英国大学連盟主催)により提供されており、一定以上の成績を修めることで大学・大学院への進学が保証されるコースになります。
- 留学初日から高いパフォーマンスを発揮したい
- 十分にアカデミックな英語力/リサーチ方法を学んだ上で現地の授業に臨みたい
- イギリスの授業形式に事前に慣れておきたい
という方にはピッタリなコースです。
一方で、大学院留学の準備コースでは400時間もの履修時間に加え、自学自習や課題をこなす必要がありますので、修了には十分な意欲と時間の余裕が必要になります。
出願サービスを利用して感じたメリット
実際にSI-UKを利用してみて筆者が感じた、留学エージェントのメリットは以下の通りです。
それでは、1つずつ解説していきたいと思います。
希望する専攻に強い大学/大学院を教えてもらえる
私の場合、希望した専攻が狭い領域だったため、希望するコースを提供している大学院をあまり見つけられませんでした。
担当のコンサルタントに相談し、大学院を何校か提案してもらうことができました。
最終的に担当のコンサルタントに教えてもらった大学院で出願をし、オファーを頂き入学を決めました。
出願の不明点を相談できる
私の場合、基本的には自分主導で出願の手続きをし、その中で不明点があればコンサルタントに相談する形でした。
出願手続きでは何を記入すればいいのか不明点も多かったですが、その都度コンサルタントに相談することができました。
また、一通り入力が完了した後、内容に問題ないかコンサルタントに確認をしてもらった上で、出願ができました。
初めての出願で不安も多かったので、慣れていない自分にとっては安心感がありました。
合格可能性を相談できる
大学院を志望する人の中には、「この成績で希望する大学院に行けるのか?」と気になる方も多いと思います。
特に日本の大学と海外の大学ではGPAの計算方法が違うことが多く、大学への出願要件に自分の成績は満たしているのか、非常にわかりにくいです。
自分の成績では希望する大学は合格圏内なのか、もしくは他の大学も検討すべきなのか、エージェントの意見を聞けるのは大きなメリットです。
出願サービスを利用して感じたデメリット
一方でデメリットは以下が挙げられます。
料金が高い
beoの「登録制サポート」、SI-UKの「ベーシック出願サービス」は進学決定後に返金されますが、それ以外の出願サポートでは費用は返ってきません。
留学自体にかなりの費用がかかる中で、出願サポートで費用を捻出するのは難しい場合があると思いました。
- 世界ランキング上位のトップ校を目指している
- 社会人で出願準備にあまり時間がかけられない
などの場合を除き、多くの人にとっては、最もベーシックな「登録制サポート」や「ベーシック出願サービス」で十分なように思いました。
サポート対象の国が限られている
私の場合、イギリス・アイルランド・オーストラリアでの大学院進学を検討していましたが、当時SI-UKではオーストラリアはサポート対象外でした。
そのため、オーストラリアに関しては別のエージェントに相談し、イギリス・アイルランドについてはSI-UKに相談するという状態になりました。
2つのエージェントとやり取りすることになりますし、それぞれの出願のスケジュール管理も手間に感じました。
留学エージェント利用における注意点
最後に注意点ですが、留学準備はあくまで自分主導で、留学エージェントはサポートとして利用する程度に考えた方が良いと思います。
私を担当してくださったSI-UKのコンサルタントの方はすごく親身でしたし、返信も基本的に1営業日以内に頂いていました。
ただ、返信が遅い/新人で留学に詳しくないなど、コンサルタントの質にばらつきがあるような口コミも多く見られます。
エージェントに任せっきりにせず、自分が責任を持って最後までやり遂げる気持ちで出願に臨んでください。
まとめ
今回は大学院進学における留学エージェントの魅力と、大手である「beo」「SI-UK」の違いについて見てきました。
留学エージェントを利用することで「出願校の選定」や「出願時の書類作成のサポート」など、出願に関わるサポートを幅広く受けることができます。
いずれのエージェントも無料カウンセリングがありますし、申し込む場合も一番ベーシックなプランであれば進学後に返金されるため、実質無料で利用することができます。
上手くエージェントを活用しながら合格を勝ち取っていきましょう!
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